姉御草紙~街角の赤いハーレー~

猫と暮らして半世紀 バイクと出会って四半世紀 大好きな猫とバイクとの日々を綴っていきます

あの子はどこに?瞳を閉じて描くよ

涙を誘う歌があります。
急にカーステレオから聴こえてきた日には、

涙が滂沱として流れ落ちます。

 

ひろしさんの「夜空」

そして

けんさんの「瞳を閉じて」

 

去年の9月に家を飛び出したまま、

帰らなかった愛猫ルルを思い出すのです。

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私が落ち込んでいる時、ひとりたそがれている時。

こうしていつも前足をクロスした得意のポーズで

なにかを伝えようとするかのようにそばに来てくれた、

もふもふ1~3号たちのお母さん。

 

ペットショップの売れ残りでした。

出産後に酷いアレルギーで左目を病み、

月に一度のステロイド注射が欠かせない子でした。

なぜかドアを開けると反射的に飛び出してしまうクセがあって、

最後に出て行ってしまった日もリビングから玄関に一目散に走ってきて

あっという間に暗闇の中に消えていきました。

(もちろん完全室内飼いでした)

 

探しても 探しても 探しても

呼んでも 呼んでも 呼んでも

見つかりませんでした。

 

いつも躍起になって外に出たがるルルを捕まえては、

「おまえさんペットショップ育ちで、持病もあってさ。

そんな柔いお手々じゃ餌も獲れなかろうよ。

お外になんか行くんじゃない。

あたしが最後まで手厚く面倒みてあげるからね。」

と、滔々と言い聞かせていたというのに。

 

あの日のルルの後ろ姿が思い出されるたびに、

なぜ逃がしてしまったのだろう?と自分を責めてしまいます。

 

今日は、数日前にやはり愛猫がいなくなってしまった友人のつぶやきを知り

いてもたってもいられず会いにいき、思わずもらい涙。

 

いつもと同じ風景の中に、あの子だけがいない。

時間の流れは昨日と一緒なのに、あの子のぬくもりだけが消えてしまった。

それがどんなに切ないことか。

心から察します。

 

ルル、行方不明のニャーちゃんを守って。どうかおうちに帰してあげてくださいね。