グッドネス!オバ☆ライダー

動物愛するクリスチャンなオバ☆ライダー

オケケサケ危機一髪

昨日はオケケサケ(実父)を連れて地区市民センターへ。

午後は本格的に雨が降り出しました。午前中に足を運んでおいて正解です。

ちなみに、オケケサケは孫たちが幼い頃に実父に付けたアダ名です。

「頭の毛が無くて、お酒ばかり飲んでいるから」だそうで。

 

案内ハガキが届いたので、高額療養費支給申請の手続きをしてきました。

こういうのって・・・窓口で直接減額になると便利ですね。
(私の住んでいる自治体の未就学児医療費は窓口での自己負担はありません)

レセプトもコンピューターの時代ですから、システムさえ構築してしまえば

物理的に不可能ではないはずです。最初が大変だとは思いますが・・・。

 

 

自力で窓口に出向けない場合、郵送でも手続きが可能だとのこと。

しかし、その場合は医療機関発行の領収書の〝コピー〟を郵送せよ、とあります。

 

時に、父にとっては難儀なことです。

はたしてそうそう、独居老人の自宅にコピー機などあるものなんだろうか。

それとも、コンビニやスーパーでコピーしてこいや!ってか。

要支援、要介護の高齢者に対して。

 

たとえばこれが、こっちが納付すべき類のものならば

所有している家屋敷が残存しているか?

自動車バイクなどを頻繁に使用しているのか?

などの現況確認などせずとも払込票がバン!バン!バババン!!と届いて、

「いついつまでに耳そろえて払いなさい。

 払えなければ延滞金も上乗せですよ!」となる。

 

・・・取りに来いよ(笑)

もらうべき金を、もらいに来なくちゃ払わないって言うんなら。

 

官公庁で働いたことあるんで、どのくらい多忙なのかもわかってるつもりですが

額に汗して物を作って売る民間の仕事とは全く違う種類の忙しさですからね。

最近、どこかの官公庁が手続きを見直して

申請書等の押印を一部省略したようですけれども、

そういう工夫をジャンジャンやって工数減らして、福祉は手厚くなるといいですね。

「公的扶助として手当を支給しますよ。でもそれには手続きしてね。

 できないなら支給しません。」

では、絵に描いた餅です。食えないじゃん。

 

そんなこんなで片道30分かけて窓口に出向き、

申請書を提出し医療機関の領収書を提示して手続きは3分で終了。

頻尿の父は慌てて障がい者用トイレに向かいます。

(歩行が困難なので洋式に限る)

これが、入口のドアも照明もセンサー式スイッチで。

手をかざして開けてあげたら入っていったので

私も急ぎ自分の用を足しに洗面所へ。

 

終わって出てみると、障がい者用トイレの中は真っ暗。

もう外にいるんだな、と思って建物の入口付近まで行ってみても姿が見えず

え?と思って引き返すと、

すごい勢いで障がい者用トイレの引き戸がガタピシ動いています。

中は相変わらず真っ暗なんですが。

 

慌ててセンサーに手をかざして扉を開けると、

「たすけてくれぇ・・・」

か弱く呟くオケケサケの姿が(笑)

 

扉の横の壁に張り紙がしてあり、

「入ったらすぐに横のスイッチに手をかざしてください。

 そうしないと電気は点きません。」とな。

・・・あえて苦言を。

障がい者用のお手洗いですよ?

自動点灯にするべきです。

あの手をかざすタイプのスイッチ、反応悪くて私はニガテです。

特に、年配の方になればなるほどわかりにくいはずです。

 

美しい国もよろしいですが、

優しい国ならもっと良いと思うのです。

 

 

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高齢者代表 オバ犬U子様 御年15才。

「ヒザが痛くて、得意のオスワリもできなくなっちゃってねぇ。」

 

 

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若者代表 猫三郎様 2歳8か月

「歳を取って、できないことが増えることで
自信を失うのがお年寄りだからニャア・・・

それに追い打ちをかけるような社会は辛いもんだニャ。」

 

 

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ツマグロヒョウモンが里帰り産卵。
人生は巡り巡って続いていくんだよなぁ。

 

いま、他人事だと感じていることも

いずれ我が身に降りかかるはず。

 

トイレに閉じ込められるのだけは勘弁ねがいたい(笑)

(じつは閉所恐怖症なのです)