真ん中もっこり!ディグリーで山へ祭りへ
お友達のブラック氏がオフロードNEWマシーンを増車したらしく、
「どこかに行こうよ~!」とのお誘いが。
・・・やだなぁ。だって私のはボロなんだもん。
思い返せば5年前、夫の友人が経営するHONDA太田の店先で
運命の出会いをしたディグリー。
もう25年くらい前のバイクだけど、走行距離6千キロで室内保管。
ピッカピカのイケメンだったんですよ。
なのに、私の出産育児中に息子に貸したらボロボロになって返ってきた(泣)
カバーもしなければメンテもしない。
そして壊れたと言っては、自分でどこを覗き込むこともなくショップに預ける。
それでまた壊れて「壊れるたびに1万円も取られる」と怒る息子・・・。
・・・普段ろくに面倒見ないから壊れるんだよ!!
遠い仙台でみるみるボロっちくなっていくディグリー。
それでなくても古い車種ゆえ、もう純正部品だって在庫が無いのに。
かわいそうでかわいそうで、息子がばあちゃんから車をもらった時点で、
もうバイクは乗らんだろ!?と言ってミニバンで引き上げてきました。
シートはぶっ裂けてるし、チョークケーブルは引きちぎれてぶら下がってる。
どうしたらこうなるんだろう・・・(-"-)
連れて帰ってきてすぐさま、夫がチョークケーブルを直して
家にあったGSX-R用のABMのハンドルに付け替え、
ブレーキとクラッチをチョチョイと調整。
フォークブーツもアマゾンでポチって新品に交換。
これが愛だろ、愛。
ですが未だに真ん中もっこり!シートが爆発!!
こればっかりは頓挫してしまった。
シート用の革を買って、タッカーを買って修理しよう!
とは考えているのですが・・・
車種は違ったのですが、ある時見かけたオフ車は
ホームセンターで売っているようなビニールのテーブルクロスで
ぐるっと包んで応急処置?してありました。
うちに使わないコタツ用の汚れ防止ビニールクロス(クマさん柄)があったので
「これで包んでいいかな?」と夫にお伺いを立てたら渋い顔。
夫のオフ車も上司からもらった不動車あがりなので、
たまにウンともスンとも言わなくなるとディグリーにのって出勤するわけでして
さすがにクマさん柄は気が乗らないと見た(笑)
そんなこんなで日が暮れて(笑)
次の日曜日、雨の予報も午前中だけだというので気を取り直して出発。
目的地は我が家からは超ご近所のお羽黒山だそうで。
謎のカモフラおばちゃん(笑)
この後、集合場所でおもいっきり仲間に笑われました。
産後太りで着れるウェアがないんですよ(泣)
サバゲー用に貰ったUSアーミーの本物なんだけど似合いません。
でもパンツ一丁で捕まるわけにはいかないし・・・。
松花堂弁当のおかずの如くバラエティにとんだバイクたちが集結。
御夫妻でお揃いのバイクっていいですね。仲良きことは美しき哉。
これが最新型かぁ。エキパイの取り回しが知恵の輪みたい。
見るからに颯爽と走りそうです。
前日まで台風の影響で荒れ模様のお天気だったので、
お羽黒山に登る細道はウェットで杉の枝葉が散乱していました。
ちょっと怖かったですが最新型&ジェベルは快速で登っていきました。
強い・・・。
眺めがいいですね。気持ちがスカッとします。
ボーイスカウト宇都宮のカブスカウト達もハイキングにきていました。
かつて県都から高根沢町に引っ越してきた時にどうやってもTVが映らず、
設備屋さんに聞いたら
「この辺りは宇都宮じゃなくてお羽黒山にアンテナ向けないとだめなんだよ。」と
言われたことを思い出しました。この鉄塔でしょうか。
この後、大田原市の瑞巌寺近くの小学校が廃校になる前に一般公開するというので、
向かおうとしたのですがあまりの蒸し暑さで私は離脱することに。
帰宅してしばらくゴロゴロしてしまいました。熱中症一歩手前だったようです。
夕方には元気を取り戻したので地元のお祭り見物へ。
オフ車2台で末っ子ポコ子は夫がタンデム。
この後すぐに土砂降りに・・・慌てて市役所の軒下に逃げ込みました。
そういえば毎年お祭りの日は雨が降るんだった。忘れていました。
地元のお祭りは、なぜか阿波踊りのチームを呼ぶ。今年で16年目だそうです。
引っ越してきて5年経ちましたが初めて見物にきました。
女の人は下駄ですがなんと!フルタイムつま先立ちで踊っているのです。
たぶん皆さんとてもかっこいい筋肉がついた、美脚の持ち主なんじゃないかと。
男の人ももちろん勇壮でものすごい躍動感です。
阿波踊りってソウルフルなんですね。見てるだけでも元気になるような踊りです。
雨上がりの光るアスファルトをディグリーで駆け抜けて帰宅。
ちょっとだけ涼しくなった夜道を走るのもまた心地良いもの。
バイクで遠く旅する夢を見る、祭りの後なのでした。