ボンネットに太陽
19歳の時に初バイクを購入してから、
30年近くの月日が流れました。
その間、現在のFLSTCまで
実に9台のバイクを乗り継いできました。
23歳から34歳までの11年間は
家庭の事情でバイクを降りていたので、
実際には17年間で9台乗ったことになります。
そのうちの5台は最初の4年間、
残る4台は後半の13年間での愛車遍歴です。
若さ故の移り気があったかもしれません。
バイクはたくさん乗り換えてきましたが、
車の所有歴は少ないです。
21歳でカローラレビン、
30歳でCR-X、
そして43歳でインテのタイプSを購入。
もちろん、すべてセコハンです。
レビンは欲しくて欲しくて探して買った車で、
当時はかの有名なあのアニメも、
まだまだ影も形もなかった時代です。
それでも結構、いいお値段でした。
職場にもレビンで通っていましたよ。
走り屋の保育士さんです。
社会人野球チームのマネジャーもしてました。
でも、スコアブックそっちのけで
チームメイトのスカイライン(鉄仮面)や、
180SXだの、流面形セリカだの
マークⅡだのとこぞってこぞって(笑)
お好み焼きやだとか、
バッティングセンターに乗りつけては
夜通し騒いでいました。
もちろん、平日はみな真面目に働いてましたよ。
もう時効だから書きますが、当時は
保育士の給料だけではとてもじゃないけどやっていけず、
夕方からは外食産業でアルバイトしてました。
その後で集まったりしてましたね。
これは空振りしてますね(笑)
あの頃、友達のE美ちゃんを乗せて
よくドライブに行きました。
E美ちゃんはアリスレディ(三菱のディーラー勤務)
だったので、土曜日は出勤。
E美ちゃんの勤務が終わった土曜の夜に出発して、
房総半島をぐるりと一周しては
翌日の夕方に戻ってくる弾丸ドライブ。
あやしいネオンのお宿では、
じゃんけんで負けたほうがフロントに電話(笑)
もう、ああいう冒険はできないし
娘が同じことしようとしたら、
絶対に許さないと思います(笑)
車ではTスクエアか、
谷村有美を聴いていました。
夕刻の千葉のパームツリーの海岸線には
名曲「Twilight in upper west」が良く似合いました。
谷村有美さんは
久しくメディアでお見かけすることが無くて淋しい限り。
「ボンネットに太陽」を聴くと、
86レビンとの青春時代が
胸にキュンとよみがえります。
楽しかった日々。
あの渚は 休みのたびに、
わたしたちを呼んでいたような気がします。