娘は晴れ着、私は古着
漫談でおなじみのあの方の台詞みたいなタイトルですが。
来週の月曜日は各地で成人式なのですね。
我が家の長女ズー子も先週、ひと足先に成人式を迎えました。
(この地域では、若人たちが正月に帰省した時に式に参加できるように・・・と
1月3日に成人式が行われます。)
私は浴衣の着付を習ったことはあるのですが、
某無料着付教室を途中で辞めてしまったために、(理由はお察しください。)
「着物を着たいな。」と憧れつつも、なかなか叶わず。
この機会にぜひ娘と一緒に和装を楽しみたいと思いたち、
まずは古着屋さんへ。
家の近所の「お売りください〇〇ハウス~♪」にGO。
実は掘り出し物に出会えるこのお店。
そうは言えども玉石混合なのは、素人目にもわかります。
なので、若い頃に和裁を習っていた実母(御年72歳)に仕立てを見てもらおうと
連れだって行きました。
母が選んだ、無地に菱紋の縫い取りがあるこの着物は2100円。
レトロなベルベットのショールは800円です。
(油断していた時に撮られたお顔は隠させていただきました。)
クリーム地に銀糸の模様が入った袋帯も2100円。
母が誂えてくれた訪問着に合わせて買ってもらった20年物です。
ちなみに、長女の晴れ着は夫の妹のもの。
こちらも20年前の着物だということですが、とても華やかです。
インターネットの動画を見て、初めて自分でお太鼓を結んでみたわけですが
太鼓にシワが入ってるし、タレも短いし、手は長くなっちゃったし、
やはり難しいですね・・・。ぐすん。
失敗はもうひとつ。
この着物、お店で羽織ってみた時にはまったく気付かなかったのですが、
丈は十分なのに裄(袖の長さ)がなぜかとても短い。
(袖から襦袢が見えてます・・・とほほ。)
私の場合、裄は1尺7寸5分は必要なんですが
改めて計ってみたら、1尺6寸4分しかありませんでした。
昔、オークションで古いウールの着物を何枚か買った時
お値ごろ価格はありがたかった反面、
どれもこれも丈や裄が短くて着れなかった苦い経験で学習していたはずなのですが。
名古屋のお師匠さんのブログ ↓ ↓ ↓
胸元を合わせる正しい位置: 小庵 「着らく」 着物の着方 「着物は着良く、無駄なく、清潔に」
こちらを参考にして、なんとか裄を出してうまく着られるように
工夫してみようかなと思います。
それにしても若い子の晴れ着はもちろん見目麗しいですが、
2度目の成人式も過ぎたお年頃の私には、もう補正も要りませんし
着物を着るとスッと背筋が伸びる気がして、いいものですね。