父の入院そして手術
先週、父親が救急搬送されICUに入院しました。
病名は「腹部大動脈瘤切迫破裂」
痛みで耐え切れなくなり、自力でタクシーを呼んで近くの病院に行きましたが
そこでは緊急手術ができない、とのことで救命救急センタ―のある病院へ転送され、
3日後には瘤の部分にステントを入れる手術をしました。
父は3年前くらいにこの持病があることを告知されていたのに、
それきり逃げて 診察を受けていなかったらしい。
それも、今回入院した病院から逃げたと。
私は両親が離婚して以来30年、父とはほとんど縁切り状態だったのですが
命にかかわる病気だということもあって
今回だけは面倒をみようと 東奔西走しています。
ここに書くのはやめますが、家族だった頃の父の言動がよみがえるたびに
怨恨と憤怒そして虚無感と情けなさに苛まれ、
自分の家庭と父の見舞いや身辺整理との両立は大変疲弊し、
「こんな父親のことはいますぐに投げ出したい!」
と思うことしばしばでした。
でも、今日病院で面談したケアマネージャーさんと包括センターの支援員の方が
「娘さんの気持ちわかります。私もお父さんに怒鳴られました。」
「わたしも。酔っぱらってしつこく電話されました。」
と話されているのを聞き、
他人様に迷惑かけてる親を投げ出すわけにはいかない、と思いました。
そんなわけで、なかなかブログも更新できていないのですが
父のことは、後ろを振り返らずに明るい気持ちで綴っていける日が来るよう、
もう少しだけ頑張ってみたいと思います。