最近読んだ本☆2021.3月〜
青山美智子さんの
「お探し物は図書室まで」ポプラ社
を読みました。
年齢もライフスタイルも違う5人の登場人物が、とある公民館のなかの図書室を訪れ
司書からすすめられた本を何気なく読むうちに、自分のあるべき姿と人生の道標を見つける、というお話。
それぞれのストーリーが一話完結にして実は重なり合い、どこかで繋がっている……というのも面白いところでした。
それと、登場人物たちが必ず初見の場面で、
件の司書を何かに例えるんですけれど
ああ、いるいる!そういう感じの人!!
(笑)ほのぼの〜とする、安心感をくれる、そんな見た目の人。
うまいこと書くねぇ……とあったかい気持ちになってたんですが。
読み終えた時に
例のオリンピックの開会式の不適切演出のニュースが流れてきました。
ルッキズム?でしたかね。
容姿のことは、どこまで表現して良いのか……難しい時代になったなぁ、と思いました。
ともあれ、この本は読みやすくて
幅広い世代が楽しめる本だと感じました。おすすめです!