心を磨くお便所磨き
本来の私の仕事は事務ですが。
昨今の諸事情により、勤務時間の大半を費やし
職場(教育現場です)のトイレや
水回り(何十か所も)の除菌と清掃をすることになって
約3週間が経ちました。
一日に屋内だけで10Km弱を歩き、
上履きの靴底が減ったのには驚きました。
そして、トイレの汚れ具合にも。
始終、前髪を気にする女子生徒。
汚いものを目にしては、大騒ぎする男子生徒。
実際、あなたたちの汚したお手洗いが一番、こ汚いです( ´艸`)
人が出したものなど、出してすぐならば
たいして毒にもなりゃしません。
それまで体内にあったんですから当たり前。
用を足したら振り返って、
自分の汚した箇所は拭きませんか。
すぐそばに、清掃用具はそろっているのです。
そして。
なぜあんなに便座を最高に熱く設定して個室を出ていくのか。
卵焼きでも焼くつもりなのでしょうか。
汚れを浮かそうと吹き付けておいた洗剤が
みるみる乾いてしまうほどです。
かつて、わたしの恩師は掃除の時間にこう言いました。
「お便所磨きは心磨きよ。ぴかぴかになるのよ」と。
今週、たくさんの便器を磨いた私からも
同じ言葉を贈ります。